実用論文・作文のツボ-就職転職・昇進昇格試験のために(28)

過去のWIE実用論作文の添削コメントから、就職試験・昇進昇格試験論文や作文の参考になるものを集めました。

-書き出しでまず意見をはっきりさせる就職・昇進・昇格試験論文・作文の書き方

…一般的に申しまして、新聞の論説や書籍などの類では、文の導入部で「AはBであると考える」と自分の見解を述べて、論の核心に入ることをしません。その代わり論の周辺にある事情や経緯について回りくどく述べることが多いものですが、これは字数の限られた小論文では、取るべき方法ではありません。
そのようなことを、(誤解を恐れずに言えば)だらだらと述べるより、まず自分の意見を述べ、いかにそれが正しいのか、例や理屈を述べていくことの方が遙かに重要ですし、字数に余裕のないこうした文では、それ以外の書き方は避けなくてはなりません。
普段文章を書き慣れない方にとっては、「どうやってこの字数を埋めようか」とお悩みになることが多いものですが、今述べました正しい論説文の書き方をしますと、むしろ「どうやって字数を収めようか」となってくるものなのです。
したがいましてまず冒頭で、職場における業務遂行上で課題となっている業務内容、改善策、実施方法について手短に述べ、その後に「なぜそれが課題なのか、どうしてこのような改善策と実施方法をとるのか」について、説得的に述べてください。言い換えますと、この文の提出先である具体的な人物を想定しながら、その方と直接話しながら説得するつもりになって、文をお考えになることが肝要かと存じます。

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