WIE小論文navi:筑波大学小論文講座(推薦)

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お待たせしました。現在、新年度(2022年度入学者対象)入試対応講座を開講中です。
基礎学習を希望される方は、入門小論文講座を受講されるか、自習用教材のご利用をお勧めします。

・2021年度筑波大学入試を振り返って

 2020年の筑波大学推薦講座は、各学群・学類併せて18名の方が受講されました。このうち添削提出回数が0~1回の方が3名おいでですので、実質的な受講者は15名と申せます。このうち11名の方から受験結果の報告をいただき、8名の方が合格されています。11分の8ですから約73%の合格率となります。
 不合格のご報告をされた方は、6回ある添削のうち3回以下しか答案提出をしていません。逆に合格者は5回提出の方が1名いる他は、全員が6回すべての添削を受けいておいでです。9月以降のお申し込みで合格された方もおいでですが、8月以前から過去問演習を始めた方の方が、全課題に余裕を持って取り組める分、有利だったようです。
 推薦入試の場合、学校の推薦を得られるかどうか確定するのは9月以降ですから難しいかもしれませんが、夏休みから小論文対策に着手することをお勧めします。

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筑波大学合格のためのタイムテーブル-限られた時間を有効に活用するために
これまでWIEが蓄積してきたデータから、合格を勝ち取った方の多くは、入試の2ヶ月前より余裕をもったスケジュールで添削を進めていることがわかりました。
 もちろんそれ以降に受講を始めて合格された方もおいでですが、ひとつの目安として、以下に受験日までのスケジュール案を掲載しておきます。

9/14 入門小論文を受講されるのでしたら、この頃までに着手しましょう。
9/29 過去問演習開始
10/7 応募書書類の添削はこの頃始めましょう。
10/21 応募書類の添削結果を十分に検討するには、この頃最終提出をしましょう。
11/19 このころ添削の最終提出をしますと、試験の数日前に添削結果が戻ります。直前の復習をしましょう。(試験日11/29)

3年分程度の過去問演習では不足ではないか、また想定問題の演習をすべきではという疑問には、それぞれよくあるご質問でお答えしています。

開講講座と料金・お申込

講座名:筑波大学小論文講座(推薦) 添削問題数 料金 お申し込みページへ
体育専門学群:推薦(18/19/21年度分) 3年 \26,000
芸術専門学群芸術学Ⅰ:推薦(17/19/21年度分) 3年 \55,000
人文・文化学群人文学類:推薦(18~21年度分) 3年 \26,000
人文・文化学群比較文化学類(1):推薦(19~21年度分) 3年 \32,300
人文・文化学群比較文化学類(2):推薦(19~21年度分) 3年 \26,000
人文・文化学群日本語日本文化学類:推薦(19~21年度分) 3年 \26,000
社会・国際学群国際総合学類:推薦(19~21年度分) 3年 \55,000
社会・国際学群社会学類:推薦(19~21年度分) 3年 \26,000
理工学群社会工学類:推薦(19~21年度分) 3年 \32,300
情報学群情報メディア創成学類:推薦(19~21年度分) 3年 \55,000
情報学群知識情報・図書館学類:推薦(19~21年度分) 3年 \55,000
情報学群情報科学類:推薦(19~21年度分) 3年 \55,000
医学群医学類(1):推薦(19/21年度分) 2年 \52,500
医学群医学類(2):推薦(20/21年度分)* 2年 \55,000
医学群看護学類:推薦(20/21年度分) 3年 \55,000
医学群医療科学類(1):推薦(17/19/21年度分) 3年 \55,000
医学群医療科学類(2):推薦(19~21年度分) 3年 \55,000
人間学群教育学類:推薦(19~21年度分) 3年 \32,300
人間学群心理学類:推薦(19~21年度分) 3年 \32,300
人間学群障害科学類:推薦(19~21年度分) 3年 \32,300
生命環境学群生物学類:推薦(20・21年度分) 2年 \55,000
生命環境学群生物資源学類:推薦(19/20年度分) 2年 \52,500
生命環境学群地球学類:推薦(19/20年度分) 2年 \55,000
小論文以外の応募書類の添削     こちら
一般入試     こちら

※リストにない学部学科は、問題手配依頼小論文でお取り扱いします。

※お申込の際は、通販法表記を必ずご確認下さい。

合格者のコメント(クリックで詳細を表示します)

A・Iさん(2021年筑波大学 人文・文化学群比較文化学類合格)

 WIEの添削はとても丁寧で内容が濃いです。一つ一つの解答の改善点だけでなく、アイデアの出し方や構成など根本的な部分から解説してくださり、すごく為になりました。小論文のテキストも、実際の受験小論文に役立つ内容が多く、市販のものより実用的に感じました。

G・Mさん(2021年筑波大学 人文・文化学群比較文化学類合格)

 私は、これまで受験小論文というものに一切触れた事がありませんでした。自分の意見を主張したり、考えを文章に起こしたりというような経験は何度かありましたが、受験に関しては全くの門外漢。それに加え、推薦入試の受験が決まってから試験本番まで1ヶ月も無かったことから、少しでも受験小論文に馴れておこうと思い、WIEに添削を依頼しました。
 前述の通り対策に費やせる期間が非常に短かったことから、早速実践演習に入り、過去3年分の日本語小論文を各2回ずつ提出し、添削して頂きました。最初から合格圏内の答案を提出することはできましたが、不安定で、次の提出答案では合格圏外になってしまいました。ですが、先生の適切な添削や指摘によって、より深い文章理解が可能になり、更に自分自身のクセや問題点に気づくことができ、短期間で大幅な改善ができました。
 スケジュールがギリギリに詰めてあったこともあり、最後の添削が返却されたのは入試当日、試験開始直前でした。とても緊張していましたが、添削答案にある「文句なしの合格答案」という言葉に勇気と自信を貰い、試験に挑む事ができました。試験ではWIEでの対策が功を奏し、短時間で文章の主張を適切に取り出せたため、時間制限の間で推敲を重ねる事ができました。試験終了の数分前まで食らい付き、原稿用紙に自分の意見を書ききる事ができたのは、間違いなくWIEでの添削があったからだと言えます。
  この度は、短い間でしたが、本当にありがとうございました。

M・Rさん(2021年筑波大学 人間学群心理学類合格)

  小論文は、英語の論文を読んで下線部和訳や内容説明問題、600字の意見論述で構成されていました。英語の論文で用いられている単語は英検準一級レベルですが、専門的な単語が出てくることも多いので、専門的な知識や、文脈から単語の意味を推測できる力が必要になります。
 本講座では、「論理的な文章の仕組み」に沿った添削指導をして下さるため、わからない単語が出てきてもおおよその意味を読み取ることができるようになります。
 志望理由書は600字と文字数が少ないため、トピックを盛り込みすぎると意味がわからなくなります。理由書に書いたことについて自分で具体的に話せる内容を書くと面接も併せてやりやすくなると思います。
 志望理由書や小論文は作文などとは違い、主張を論理的に説明できるものでなければならないと本講座で学ぶことができ大変良かったです。ありがとうございました。

M・Kさん(2021年筑波大学 人間学群障害科学類合格)

 私は文章を書くことがあまり得意ではなく、過去問を解き始めた当初は内容はもちろんのこと、制限時間を大幅にオーバーしていたので、本番で書き終われるかとても心配でした。
 しかし、小論文講座を受講したことで、受験における小論文の書き方を身につけられたことで、受験本番でも自信を持ってスラスラと書き切ることができました。
苦手だからあきらめるのではなく、克服し挑戦することができて良かったです。
本当にありがとうございました。
 学んだことをこれから先、教員採用試験の小論文対策等にも活かしていきたいです。

G・Tさん(2021年筑波大学 理工学群社会工学類合格)

 3ヶ月という短い間でしたが、ありがとうございました。おかげで第一志望校に合格することができました。私は指導以前は小論文というものの書き方の基礎すら分からず、過去問を見ても、諦めたくなるレベルでした。1回目の指導では、根本的な書き方から指導してくださり、2回目からはだいぶ改善できたと思います。回数を重ねるうちに書き方もわかってきて、課題も明確になりつつ、自信が持てるようになりました。最初は時間に追われ、書ききれなかったこともありましたが、本番には思ったよりも自信を持って臨めました。実際の試験でも終わらないということなく、落ち着いて教わったことを思い出しつつ書き進められました。指導受けて感じた添削の特徴は、理想の解答を示すというより、合格解答に至るまでの考え方や、根本的な意識などを教えてくださるということです。このおかげで、安直な暗記にならずに、応用力が身についたのではないかと思います。また、質問に対しても真摯に対応していただきました。自分にこの添削指導は合っていたと思います。ありがとうございました。

K・Mさん(2020年筑波大学 理工学群社会工学類合格)

 私はWIEの添削指導のおかげで、筑波大学理工学群社会工学類の推薦入試に合格することができました。推薦入試では小論文と面接がありました。面接では毎年質問内容がほとんど同じなので、学校の先生にお願いして練習していましたが、小論文については、大学は試験問題を公表しておらず、赤本では解答例が記載されていませんでした。どのように対策すればよいか分からず情報を探していた最中、WIEの添削講座のことを知り、過去問演習を受講することを決めました。
 この講座では過去問を添削していただけるだけでなく、各年度の特徴や入試の傾向についてもまとめられており、本番でどのような内容がでるのか予想するのに大いに役立ちました。また、小論文の正しい書き方については一切知識を持っていなかったため、文章の作り方や自分の文章の癖について指摘していただき、適切な文章を書くことができるようになりました。このようなご指導のもと、無事に合格をいただけたことに心から感謝しています。

F・Gさん(2019年筑波大学 社会・国際学群国際総合学類合格)

 私はこの推薦入試講座を通して、一生モノの「書く力」を身につけることができたと考えています。
 WIEの講座を受ける前は、小論文はどちらかといえば得意ではなく、何を書けばいいかわからない、ということがほとんどでした。実際、学校で受けた小論 文の外部模試においても、良い結果を出すことができていませんでした。
 しかしこの講座を受けたことで、「書くべきこと=出題者が求めていること」をはっきりと理解することができました。後半ではコンスタントに合格答案を書くことができるようになり、自信もつけることができました。
 本番では、これまでと出題傾向が異なるように感じたため、多少の戸惑いもありましたが、自分の力を全て出し切ることはできたと思います。
 大学進学後、そして社会に出てからも、文章を書くという機会は幾度となく訪れてくると思います。この練習を高校生のうちにできたことは、本当に良かったです。

Y・Sさん(2019年筑波大学 社会・国際学群国際総合学類合格

 WIEで小論文添削をして頂く前の私には、小論文を書く実力はほとんどなく、学校での小論文模試の結果はいつもBやC判定でした。志望校の過去問を初めて見た時は、手も足も出せず、正直どのように練習すべきか分かりませんでした。実際に初めての頃は、小論文一つ書くのに、三日ぐらいかかっていた上に、辞書は手放せませんでした。
 WIEの添削はとても細かく丁寧です。何ページにも及ぶ添削コメントを毎回送ってくださいます。また、通信欄で先生方とやりとりすることができます。何回も添削して頂くうちに、小論文を書くコツや自分の弱点を見つけることができました。だんだん小論文を書くことへの苦手意識はなくなり、試験当日はどんなお題が出るのかわくわくしている自分がいました。私の合格は、WIEの先生方の添削があってこその合格です。小論文が苦手な方も諦めず、ぜひ添削をお願いしてみて下さい。

R・Kさん(2019年筑波大学 社会・国際学群国際総合学類合格)

 筑波大学の社会・国際学群国際総合学類の推薦入試で、合格することができました。WIEの大学別小論文を受講して本当によかったなと改めて思いました。
  WIEさんには予てから聞いていたような厳しく丁寧な添削を行っていただきました。特に、国際問題についての小論文が多かったため知識不足の点を補っていただいたり、自分の考える解決策の現実性のなさや良い点など指摘して頂けたので本番でも自信をもって書くことができました。
 私は推薦入試を受けることを約1ヶ月半前に決定し、時間も無く何をすべきかも分からずに本当にこれで合格出来るのだろうかと不安で仕方がありませんでした。しかし、相談にものっていただいたおかげで短期間で集中して取り組むことができました。本番当日は時間ぎりぎりまで書き終わらず読み直す時間もほとんどありませんでした。また下書き用紙も配られましたが下書きする時間もなかったです。
 最後に、WIEさんには本当に感謝しています。 自分の夢を叶える為にも大学で一生懸命努力していきます。今後も卒論や論文試験等で今回教わったことを活かしたいですし、またお世話になる時もどうぞよろしくお願いします。 添削していただいた先生方、ありがとうございました!

N・Rさん(2019年筑波大学 人間学群心理学類合格)

 添削・ご指導ありがとうございました。無事、推薦入試で筑波大学に合格することができました。
 小論文に取り組む上で、まず私が苦労したのは、英文の読解です。難しい英単語や複雑な構文が多く、焦りました。しかし、練習の段階で、担当の方が私の和訳を否定することなく、より良い訳し方を丁寧に教えてくださったおかげで、自信を持って取り組むことができました。本番でも分からない英単語や構文がありましたが、特に人の感情や行動を表す単語に注目して読解を進めていくと、大まかな内容をつかむことができました。次に、自説を立てることです。課題文の内容に関する知識が乏しかったため、図書館の本やネットなどで調べることから始めました。そして、自分なりに考えをまとめ、何日もかけて納得のいく小論文を書き上げました。貴社からの返答には、添削だけでなく、私と異なる考えやさらに深い考えも示されており、大変参考になりました。
 受講して本当に良かったと思いました。

T・Nさん(2019年筑波大学 人文・文化学群比較文化学類合格)

 先月入試を受けてきて、昨日に発表がありました。結果は…憧れの比較文化学類に合格でした。
 この合格はやはりWIEで培った力が大きいと思います。私は、夏頃までは小論文が全く書けない上に、学校の先生の言葉で完全に自分に自信がなくなっていました。それで父が見つけてきてくれたWIEをやると、小論文の書き方のプロセスがしっかり明確になってきて、なおかつ先生が褒めてくれたことで自信を取り戻すことができました。
 本番にも添削プリントのノートをもっていき、最終チェックや気持ちを落ちつけることができました。まあ本番は看護ケア(別分野の文)についての課題文を文化理解に結びつける、新傾向の問題で焦りましたが、プロセスがしっかり作られていたおかげで真っ白にならず、やりきれました。
 私はもし小論文があのまま苦手だったら、今回の合格はなかったとはっきりわかります(実際当日も小論文ができず、2日目に来ない受験生も2人いたくらいです)。小論文を諦めなくてよかったなと思います。このような私を支えていただき本当にありがとうございました。

H・Nさん(2018年筑波大学 社会・国際学群社会学類合格)

 筑波大学社会国際学群社会学類に合格しました。
 この合格はひとえに中島先生をはじめ、御社のご指導のおかげです。本当にありがとうございました。
 この合格を勝ち取ることができたのは、丁寧な添削指導があったからだと思います。私がWIEを始めたのは、推薦入試の一ヶ月前でした。試験まで時間がないため、とにかくたくさん書こうと思い、そんなに時間をかけずに、まず1つ目を書きました。返ってきた添削には「合格圏外」と書かれていたのを覚えています。しかし、そこには表現の仕方や言葉の使い方、どこが悪いのか、良いのか、また小論文に最初のうちはたくさん時間をかけるべきだということなど、たくさんのアドバイスが事細かに書かれていました。私は2回目のリライトに6時間以上かけ、自分の納得するまで考えて書きました。そして、2回目の添削には大きな丸と先生からのお褒めの言葉があり、本当に嬉しく、それが本番での自信にも繋がりました。

受講対象とコンセプト


難易度:上級レベル

筑波大を推薦入試で目指す方に。
筑波大学推薦入試の過去問題に取り組むことで、合格を目指します。

一部の過去問は復元されたものです。

 一部年度の過去問は、頒布禁止のため、大学窓口にて資料を閲覧し、出題箇所を確認した上で、問題を復元しています。

  • 受講期間は、ご入金確認日より1年間です。
  • 各講座それぞれ最新3年分*の試験問題を演習します。
    *一部2年分となる講座があります。お申込フォームでご確認下さい。
  • 添削指導とテキストの2本立て。
  • 志望先学部・学科の講座が選べます。
  • 英文での出題がある場合、英文問題も演習します。
  • 個々の文章・思考力の養成とともに、大学側の出題意図や近現代の思想動向に関する知識も補強します。
  • 最新年度パックご購入の方には、「小論文の書き方」テキスト+志望先ごとの「傾向と対策」が付属します。

受講の前に…

初めて小論文対策に取り組まれる方には「入門小論文講座」を受講してから大学別講座を受講されることをお勧めいたします。
特に高校3年生の1学期までは、専門性の高い過去問演習をするよりも「入門小論文」で論理的な文章を書くための基礎を学んでいただくことが重要です。その後で夏休み以降に、志望校の過去問に挑戦されることをお勧めしております。
理系を中心に各学部・学科の専門に関係する知識を要求する出題が多いため、対応する高校の各教科を予め履修しておく必要があることに加え、 論理的な文章を書くための基礎的な能力が少ないと、志望校の過去問を用いた演習をいきなり行っても答案を改善する方法が理解しにくいからです。

添削主任より:筑波大学を推薦入試で志望される皆さんへ

  本学の推薦入試に関して、一部理系や芸術系を除くほとんどの学群・学類で小論文試験があります。また、試験科目としては「英語」など一般教科になっていても、数百字程度の記述問題があるなど、小論文の能力が問われるものもあります。

 小論文試験に限定しても、出題傾向は学群・学科によって大きく異なります。制限字数は、300~600字程度のものが多いですが、中には社会・国際学群の社会学類のように1200字という長文を要求するものもあります。また、人文・文化学群の比較文化学類、社会・国際学群の国際総合学類、情報学類、医学群、人間学群などでは、英語の課題文が出題されます。

 さらに、理系の学群・学類の中には、英文で自然科学や数学について書かれた文章が課題文になる場合があります。このように、学類・学群に進学後必要になる専門に対応した知識が要求される出題が多いのですが、その範囲はいずれも高校で学習する範囲です。ただ、断片的な知識を並べるだけでは、小論文の制限字数を満たすことはできません。

 この対策としては、高校での授業、特に志望する学類・学群の出題と関係の深い教科の知識を確実に身につけることが前提になります。さらにその知識を用いて、過去問演習などを通じて、小論文にまとめる練習をしておく必要があります。

 なお、2015年入学者向けの出題から、原則として過去問の課題文は非公開となりました。WIEではその原本を収集し、出題時の改変も盛り込んだ復元問題を用意しています。実際の過去問と同じですから、高い学習効果が期待できます。


この講座の添削例(クリックで詳細を表示します)

障害科学類2020年度入試

受講生による答案本文は割愛しております。
ABC等の記号は、添削コメントが答案本文のどの箇所に対応しているか、示すために用いているものです。

 残念ながら合格圏には及ばないという評価になります。問題1の和訳については、英文を読み違っている箇所に加え、多少日本語として不自然な箇所もあります。また、これまでは問題2はよくできていたのですが、今回は英文を読み違ってしまっています。問題3も、設問の要求から外れたことを書いてしまっています。
 以下では問題ごとに詳細に検討してまいります。ABC…の記号は、答案のものと対応しています。

添削本文

問題1(1)
(1)はよくできています。再提出時には省略しても構いません。 

問題1(2)
A:通信欄で書かれていますが、「それら」と訳しても問題はないでしょう。しかし確かに日本語として多少違和感は残りますね。私だったら例えば
 アガサはミュージックビデオを見るのが好きだ。ビデオのおかげで彼女は目を集中させ、注意を高めることができる。
のように訳すことも考えます。
B : leave mothers alone to deal with the complex needs of the childの箇所の構造を上手く取れていないように見えます。 ここはleave…to deal withの部分は「対処することを任せる」のようにすべきでしょう。文脈的には自分の子供が障害を持っていること受け止められない父親が、母親だけに子供の世話を押し付けるという流れですね。
C:この部分はまず日本語として何を言っているかよくわかりません。改めて自分で読み返してみてください。さらにHe is very supportive of his daughter and wife—and works weekend shifts to provide for his family.のshiftsは動詞ではなく、名詞です。もし動詞ならHe is very supportive of his daughter and wife—and works weekend and shifts to provide for his familyのようになっているはずです。「バイトのシフト」などのようにすっかり日本語になっていますが、そのshiftです。
 ―(ダッシュ)の訳を一般的にどうすべきかは正直なところわかりません。日本語の文章でも―を使うものがあるので、文脈によってはそのままでも良い場合もあるでしょうし、「例えば」とか「のように」のように適宜対応する日本語を補う方法もあるでしょう。どちらが良いというのは言えないのですが、和訳を行うのが試験であることを踏まえたら、―の意味もちゃんと分かっていることをアピールしたほうが得策かと思いますので、対応する日本語を補っていけばいいかなと個人的には思います。今回は英文の構造を取り違っていましたので、しっかり考え直した上で対応しそうな日本語を補ってみてください。

問題1(3)
(3)はよくできています。再提出時には省略しても構いません。
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問題2
 これまでの過去問ではできていた要約問題ですが、今回は英文の内容を取り損ねてしまいました。

A:「を」のほうが正確でしょう。「てにをは」は文章を書く際の基本ですので、しっかりしていきたいところです。
B:以下の箇所の意味を取り違えています。

To address this, UNICEF works on a comprehensive support system for families with children living with disabilities, helping the Government to develop legislation on the national ECI system and piloting inclusive education classes in kindergartens and schools across the country.

addressは対処などと訳しておけばよいでしょう。それ以上に問題なのは、ベラルーシ国内でのサービスの充実に尽力したのはUNICEFです。提出された答案ですと誰かが働きかけてUNICEFが動いたという風になっていますが、そのようには書かれていません。また、across the countryを「国を超えた」と訳しているので意味が全く異なってしまっています。これは「その国中で」とすべきでしょう。acrossの意味をもう一度確認してみてください。
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問題3

 冒頭で英文の要約をして、その後に自分の意見を述べるという構成は素晴らしいです。今回問題だったのは、設問の要求のより詳細な確認で失敗していることです。
 いつも通り設問の要求を確認することからはじめましょう。
問題 英文の内容をふまえ、“early learning”が障害のある子どもやその家族にもたらす影響や効果について、障害の例(視覚障害、聴覚障害、肢体不自由、知的障害、発達障害など)を挙げ、それに対するあなたの考えを述べなさい(800字以内)。
設問の要求は
1 英文の内容をふまえる
2 “early learning”が障害のある子どもやその家族にもたらす影響や効果について論じる
3 障害の例を挙げる
の3つですね。
 今回の答案は1と3については満たしています。問題は2です。書かなければいけないのは、「“early learning”が障害のある子どもやその家族にもたらす影響や効果」です。つまり、“early learning”をしたら、子供と家族に何が起きるのかを書くということです。
 今回の答案のPとQの部分で〇〇様はどうやって“early learning”すべきか、を書かれていますが、これは効果や影響ではなく、“early learning”の進め方です。つまり、設問の要求からずれてしまっています。この点で要求から逸れてしまったため、合格圏外となってしまいました。
 修正方針自体はすぐに分かりますね。“early learning”が障害のある子どもやその家族にもたらす影響や効果について書くように改めればよいだけです。その際に注意すべきは、英文の要約も“early learning”が障害のある子どもやその家族にもたらす影響や効果に焦点を当てたものになるということです。それは

 “early learning”が障害のある子どもやその家族にもたらす影響や効果について英文は…と述べている。
 これを受けて私は、XXの例では“early learning”が障害のある子どもやその家族にもたらす影響や効果は…になると考える。なぜなら…

というような骨格の答案になることが設問から分かるからです。再提出時にはこのことを意識して答案を作成してみてください。
 今まで何度かコメントでやっているのでもうお分かりかと思いますが、問題が変わっても、設問から書くべき項目を把握して答案の骨格を決めて中身を埋めていく、という手順は変わりません。慣れないうちは設問からの項目の抜き出しに失敗したり、抜き出しに成功しても書いているうちに忘れてしまったりします。これを避けるには、しっかりとメモを作成することです。メモを見ながら答案を書く癖をつければ、書いているうちに設問の要求からずれていってしまう悲劇を避けることができます。

 

社会工学類2020年度入試

受講生による答案本文は割愛しております。
ABC等の記号は、添削コメントが答案本文のどの箇所に対応しているか、示すために用いているものです。

●この年度の小論文試験は、背景知識の有無が、答案の点数に反映されにくくなっています。一方で、課題文や統計図表の読み取り能力が、答案の点数に反映されやすくなっています。このため、例年の出題以上に、課題文や統計図表の読み取りを慎重に行うべきでしょう。

●提出していただいた答案を拝見しました。この年度の出題は、前年度と比較すると大きく難化しており、私が添削を担当している多くの受講生が苦戦しています。そうした中では、解答者は善戦しています。
 ただし、問4(3)については、多くの受講生が正しく計算している一方で、解答者は、計算方法を間違っており、設問の意図を正確には理解できていません。これまでの添削でも触れたように、数式を扱う設問が、解答者にとって鬼門となっているのは、確かなようです。
 それでは、早速ですが、提出していただいた答案に対して、設問ごとにコメントをして参ります。

■ 答案に書き入れました赤字が改善すべき点です。abc……の記号に対応するコメントは下段に記入してありますので御参照ください。記号のない箇所については、単純な誤記や分量調節のためのものです。

問1

 実際の試験であれば、部分点をもらえる可能性があるものの、設問の要求を正確に理解していません。設問文には、「よく示している箇所」ではなく、「最もよく示している箇所」とあることから、指摘する箇所を絞りこんで説明するべきです。
A この市場を、「最もよく示している箇所」として指摘して、答案を作成するべきでしょう。

問2

(1)
 本番の試験であれば、ほぼ満点を期待できる水準の答案です。
A 停滞している状況で、「伸び」として説明するのは、不適切です。この箇所を削除することで、この問題を解決できます。

(2)
 本番の試験であれば、満点を期待できるレベルです。
a 持って回った表現です。簡潔に述べることが出来るにもかかわらず、わざわざ無意味な記述を連ねるのは、文の印象を大きく損ないます。これは、本来書くべき自分の主張や意見、またその論証が足りないために、無用な言葉を入れておいただけ、との印象を読み手に与えかねません。書くべき事柄は必要なだけ書き、無くてもかまわない=文意が変化しない事柄は一切書かない、これは論作文の大原則なのです。

b 読点が不足しています。読点(、)をどこで用いるか、との原則は難しいところですが、文脈が変わる箇所、主部と述部の間、目的語(「~を」で終わる部分)の後には入れておくのがセオリーです。また、一文の中で一カ所も読点がないのは、読み手に対する配慮を欠きます。よほどの短文でない限り、1つは入れておきましょう。

問3

(1)
 本番の試験であれば、満点を期待できるレベルです。
a 持って回った表現です。

b 読点が不足しています。

(2)
 本番の試験であれば、満点を期待できるレベルです。
A 接続の言葉を補うことで、論旨の流れが滑らかになります。

a 読点が不足しています。

問4

(1) 
  本番の試験であれば、満点を期待できるレベルです。
a 読点が不足しています。

b 持って回った表現です。

(2)
 思考力が試される設問です。解答者は、設問文を誤読しています。設問文には、「図3」を参照しながら説明することを要求しています。
★漁師グループがイワシを廃棄する理由は、イワシの市場価格が「0」あるいは、「捨て値=市場に出す手間をかけるほどの収入にならない」からです。こうしたことから、価格が「0」あるいは、「捨て値」になることがなくなったことを、廃棄がなくなった理由として説明するべきでしょう。より具体的には、「イワシの市場価格の下限が上昇した状況」を、イワシの廃棄がなくなった根拠として説明するべきです。

(3)
 私が添削を担当した多くの受講生が正しく計算している一方で、解答者は、計算方法を間違っており、設問の意図を正確には理解できていません。これまでの添削でも触れたように、数式を扱う設問が、解答者にとって鬼門となっているのは、確かなようです。
A 地区1に注目すると、「(B)→(C)」と「(C)→(D)」も「サービス開始の影響を受けなかった変化」=「時間の経過による変化」に当たります。これも考慮して、計算するべきです。
 地区Ⅱに注目すると、「(C)→(D)」も、「サービス開始の影響を受けなかった変化」=「時間の経過による変化」に当たります。これも考慮して、計算するべきです。

B 「サービス開始の影響を受けた地区の変化」については、正しく計算しています。

C ここまでの修正により、最終的な計算結果も異なるものとなるはずです。

問5

(1)
 初見の印象では、即答できるボーナス問題に思えたものの、受験生にとっては、案外と難しい設問のようです。
A 販売量の増加に注目した点は、優れています。

B 市場への供給が増えると、価格が下がる理由を説明していません。

★表4では、販売量が23Kg増えたことが示されています。これは、市場への供給量が増えたことを意味します。一方で、需要は変化しないでしょうから、「需要と供給の関係」から、市場価格は、下落します。
 ここでは簡略な説明で済ましましたが、「需要と供給の関係」を理解している者からすれば、ひどく当たり前のことです。「需要と供給の関係」は、公民科の政経分野で習うはずなので、この範囲の内容を、おさらいしてください。
 「需要と供給の関係」は、単純な暗記で済まず、そのメカニズムを含めて検討しないと、深くは理解できません。「需要と供給の関係」を使いこなすのは、大学受験生にとっては、案外と難しいことなのかも知れません。

(2)
 多くの受験生が、採点対象外(=0点)の答案となっている難問です。こうした中で、解答者は、「市場間のばらつき」に注目して議論を組み立てており、それなりに説得力のある答案を作成しています。本番の試験であれば、相当の部分点をもらえたはずです。
A (携帯電話使用の)漁師グループの行動原理を、理解していません。できるだけ高い価格でイワシを販売したいという、欲を持っていることを前提に、議論を組み立てるべきでしょう。

★私なら、次の要領で答案を作成します。参考になれば幸いです。
(1)携帯電話使用グループは、市場価格の一番高いところに、水揚げする。
(2)この水揚げにより、その市場へのイワシの供給量が増え、需要と供給の関係からその市場のイワシの価格が下落する。
(3)携帯電話使用の各グループの同様の行動により、結果として市場間のイワシの価格のばらつきが減少する。
(4)市場間のイワシの価格のばらつきの減少により、携帯電話非使用グループが、何も考えずに、近場の市場に水揚げしても、比較的安定した値段でイワシを販売でき、しばしば廃棄することがあった以前と比較して、収入が増える。

 

講座の内容

配布教材 添削回数 受講方式
取り組む「問題」 全問再添削 いずれか一つを選択


…添削は、同じ問題について初回と再添削の2回行います。

答案提出期限

弊社より入金確認の御連絡をした日を以て契約の成立日として、その日から1年間、いつ答案を提出してもかまいません。お急ぎの方も余裕のある方も、ご自分のペースで受講を進めることが出来ます。

受講の概要

  • ご入金の確認とともに、教材一式を発送します。教材と受講要領をご覧の上、教材のページ順に解答して、WIEまでお送りください。
  • 教材発送の方式は、郵送とEメールによる電送のどちらかをお選びいただきます。電送の場合は、PDF形式のファイルでの送信となりますので、5MB程度のファイルが送受信可能なメールアドレスをご用意ください。
  • WIEは答案受付後、通常4~5営業日、最大7営業日以内に添削文を発送します。なおまとめ出しの場合など、必ずしもこの時間内に発送できない場合があります。詳細は「添削所要時間」のページでご確認下さい。
    ※お急ぎの方は、教材をお求めの上、こちらをご利用下さい。最短48時間で添削します。
  • 受講期間中は、メールにて、添削のほか学習上の質問にもお答えします。
  • 受験に関する疑問や学習上のハードルなど、学校の先生に相談する感覚で遠慮なくご質問ください。担当講師から、メールか、添削返却時に回答があります。