企業ご担当様より

西早稲田教育研究所への添削外部委託について

文章力を向上させたいと意欲を示す社員に対し、文章を書くための「思考」と「技術」の向上を目的とした通信教育を実施した。当社では文章力を「読み手に対して、説得性が高い文章を解りやすく書く力」と定義し、これを伸ばすために適した方法を模索した。

読み手が説得される文章を書くためには、書く前の情報を論理的に整理・分析し、簡潔に文章としてアウトプットする力が必要である。これを伸ばすためには「何について書くか、読み手は誰なのか、何を伝えたいのか、どのように手持ちの情報を整理して書けば、自らの意図が伝わりやすいか」を意識して文章作成に臨むこと、そして、繰り返し間違いを指摘し、やり直しを命ずる厳しい添削者の存在が不可欠であると考えた。
以上を踏まえ、段階を追って論理的に考えられる設問が用意されている・添削指導が書き直しを指示する形式である・書き直して提出をしたものにも再添削を実施してくれる、といった点を実現できる西早稲田教育研究所への委託を決定した。

受講者の提出文章は、回を追うごとに読みやすくなっていき、修辞の問題も同時にクリアされていった。同じテーマで赤文字添削を参考にしながら再答案を作成する方法の効果は高く、同時に受講者からの評価も高かった。特に感心したのは、細やかな赤字添削が受講生のレベルに応じて、個性を意識し行われているように感じたことである。
添削のやり取りは手書き文章の郵送ではなく、ワードファイルをe-mailで提出し、赤文字の入った添削文を、PDFファイルにて返却いただくシステムであった。これは、やり取りの時間・送料に関してもコストメリットがあり、受講者は提出のしやすさを感じたようだった。また受講者が添削者に対して質疑応答ができる場(WEB掲示板)の設置サービスなど、電子化された通信教育のメリットは十分得られた。


(C社人材開発担当、D様より頂戴)