WIE小論文navi:慶應SFC小論文講座(一般)

お待たせしました。現在、新年度(2022年度入学者対象)入試対応講座を開講中です。
基礎学習を希望される方は、入門小論文講座を受講されるか、自習用教材のご利用をお勧めします。

WIE受講者の合格実績はこちら

3年分程度の過去問演習では不足ではないか、また想定問題の演習をすべきではという疑問には、それぞれよくあるご質問でお答えしています。

慶応大SFC総合政策・環境情報学部合格のためのタイムテーブル―限られた時間を有効に活用するために
これまでWIEが蓄積してきたデータから、合格を勝ち取った方の多くは、入試の2ヶ月前より余裕をもったスケジュールで添削を進めていることがわかりました。
 もちろんそれ以降に受講を始めて合格された方もおいでですが、ひとつの目安として、以下に受験日までのスケジュール案を掲載しておきます。

12/15 受講開始(入門小論文第3講から初めていただきます)
2/10 この頃添削の最終提出をしますと、試験の数日前に添削結果が戻ります。直前の復習をしましょう。(試験日 2/17・2/18)


開講講座と料金・お申込

テキスト+添削 料金 お申込
慶應SFC小論文 環境情報学部 ¥55,000
慶應SFC小論文 総合政策学部 ¥55,000
看護医療学部   こちら
AO入試   こちら
テキストのみ 料金 お申込
21年度版慶應SFC小論文テキスト冊子 環境情報学部
(過去4年分収録・問題+解説合冊)
※この講座を受講の方は、お申込不要です。
¥2,000
21年度版慶應SFC小論文テキスト冊子 総合政策学部
(過去4年分収録・問題+解説合冊)
※この講座を受講の方は、お申込不要です。
¥2,000
WIE小論文標準テキスト冊子
※この講座を受講の方は、お申込不要です。
¥2,000

※リストにない学部学科は、問題手配依頼小論文でお取り扱いします。

※お申込の際は、通販法表記を必ずご確認下さい。

合格者のコメント(クリックで詳細を表示します)

K・Nさん(2020年 慶應義塾大学 環境情報・総合政策学部合格)

 私は慶應義塾大学の総合政策学部が第一志望で、計4年分の過去問の添削をしていただきました。はじめは時間内に書き上げること自体が困難で、設聞の要求を正確に捉え、その上で正しく議論を広げていくことがとても大変に感じました。しかし、なんとか1年分を提出すると、返ってきた添削がとても分かりやすく、間違っている捉え方や、観点を指摘してくださり、自分自身では気づき得なかったところを丁寧に修正して下さいました。
 自分で改善点を理解できるので、添削後の再提出もスムーズに行うことができ、次の過去問では、前回で学べた観点を生かすことができるようになりました。一回一回の提出に丁寧に取り組み、先生方が下さるアドバイスを正確に解釈していければ、大きく実力を伸ばせる場所だと思います。
 私は総合政策学部と環境情報学部に受かることができましたが、すべて西早稲田教育研究所のおかげだと思っています。本当にありがとうございました。

K・Mさん(2019年 慶應義塾大学 総合政策学部合格)

 当講座の良かった点は添削が非常に丁寧でかつ厳しい点です。その分短期間でも丁寧にやれば、読解力や文章の論理性は伸びます。実際、私は本番まで1ヶ月ないくらいに当講座を受け、最初は最低評価でしたが、本番では小論文7割5分以上の得点で合格できました。直近の模試では偏差値が英語50小論文30でD判定だった私が合格できたのは、小論文で他の受験生と差をつけたからだと思います。またこの結果は当講座をきっかけに過去問研究がいかに重要かに気づけたからだとも思います。過去問の課題文を理解し、別の問題でも自分の言葉でアウトプットできるように意識して演習を繰り返すことで、過去問での知識や視点が確実に自分の解答力向上に繋がってると体感できるようになりました。本番でも一見すると目新しい問題でも、蓄積してきた知識と経験から、課題文から問題意図にそう要素をスムーズに抽出して、文章構成することができました。

Y・Iさん(慶應義塾大学 環境情報学部合格)

 小論文試験が終了したその瞬間、私が「うまく書けた、これはひょっとしたらひょっとするぞ。」と思えたのはwieのおかげです。
 大手塾(予備校)の慶應SFC小論講座なるものを受けましたが、wieの添削を受けた後だと全くバカバカしく感じてしまうほど、情報量、その質ともにwieが勝っていました。(wieのおかげでその講座内では一番の点数を頂けました。)
 慶應SFCを第一志望とするなら確実にwieで添削を受けるべきです。過去問の添削はwieに任せるべきです。
 合格できたからそんなにwieを褒め称えてるのでは?と思う方がいてもおかしくはないほど、他の合格体験記を含めここではwieがべた褒めされています。しかし、これらのいずれも間違っていません。wieは、やはり他の通信添削や予備校の小論文対策よりずば抜けて優良なのです。
 短い期間でしたが、担当の中島泰平先生を始めとするwie西早稲田教育研究所の皆様ありがとうございました。

H・Nさん(慶應義塾大学 環境情報・総合政策学部合格)

 元は理系だったこともあり、小論文とは無縁であったため、正直なところ不安が大きかったです。
 インターネットでWIEの小論文の添削が良いと聞き、受講しましたが、やはり、再添削をして頂けたことが書く力を伸ばしていく上で大きかったと思います。
 添削も、私の書いたもとの文章を尊重したもので、かつしっかりとしたものだったのでとても信頼できました。
 特に慶應SFCでは、小論文の得点が50%を占めているので、こちらにお世話にならずには合格できていなかったと思います。
 小論文の勉強をしたことで、政治やその他のことに対して「考える」ということをするようになりました。その点では、とても有意義な勉強であったとも思っています。

受講対象とコンセプト


難易度:難関レベル

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(総合政策学部・環境情報学部)を一般入試で目指す方に。

≫AO(総合型選抜)で受講の方はこちら

  • 設置講座は、総合政策学部・環境情報学部の2講座。過去問演習を通じた指導を行います。
  • 小論文の基礎から学べる講座です。基礎演習として、講座の最初に「入門小論文」をダイジェストで学びますので、両方の受講は必要ありません。
  • 各講座それぞれ、19~21年の試験問題を演習します。
  • 添削指導と解説テキストの2本立てです。
  • 個々の文章・思考力の養成とともに、大学側の出題意図や近現代の思想動向に関する知識も補強します。

添削主任より:慶應SFC (湘南藤沢キャンパス)を志望される皆さんへ

 慶應義塾大学の中でも、湘南藤沢キャンパス(SFC)に本拠を置く、総合政策学部・環境情報学部は小論文配点が高く、しかも一般教科が外国語あるいは数学しかありません。このため、小論文が合否を決めるといってよいでしょう。

 しかも、この小論文が大変難しいのです。高等学校の授業でまず取り扱うことのない考え方が要求されます。さらに、小論文対策を掲げる予備校の講座や参考書が想定している小論文の出題とも相当異質です。

 まずSFCの出題は、読まされる資料が膨大です。おそらく日本の大学入試としては、最大の分量でしょう。しかも、そのジャンルは一般的な論文だけではなく、新聞や雑誌の記事、さらには図表などあらゆる分野から資料が出題されます。

 次にSFCの小論文では、ある視点で膨大な資料の内容を整理する、あるいは資料をヒントに解答者が何らかの提案や創作をするなど、設問の要求も実に多様です。すなわち皆さんが一般にイメージする、「あなたの考えを書きなさい」といった形の出題はむしろ稀なのです。

 さらに、制限時間や制限字数といった大枠も、SFCでは数年ごとに変更になります。このため、出題パターン別の小論文想定問題とその模範解答を暗記しておくといった学習方法では、ほとんど効果がないのです。

 実際、総合政策学部・環境情報学部の問題に初めて挑戦した方の多くは、何をどのように考えればよいのか、全く見当がつかない、と述べています。

 しかし、WIEのSFC小論文テキストを読み、添削指導を最後まで受けた方は、大変高い確率で合格しておいでです。しかも、出題形式が大きく変わった年でも、WIEで学んだ思考方法で、十分対応できたと言う方が多いのです。つまりこの講座を通じ、何が問われているかを正しく把握できるようになった方は、他のSFC受験生に対して、圧倒的に有利と言えるのです。

本講座の添削例(クリックで詳細を表示します)

慶應SFC小論文 環境情報学部2020年度

●この年度の出題は、比較的丁寧に読むべき資料の分量が増えており、昨年度までの2年間と比較して読解の負荷が重いものとなっています。一方で、この年度の出題は、設問の誘導に従って考えると、答案に盛り込む内容は整理しやすくなっており、昨年度までの2年間と比較して、発想力の高さは必要とされなくなっています。

●提出していただいた答案を拝見しました。
 まず、問1に関しては、文句なしの合格答案です。4つの資料の内容を、設問の視点でここまで整理できれば、十分でしょう。次に、問2に関しては、総字数が少ないことが懸念材料ですが、議論の方向性としては、これで良いでしょう。
 本番の試験でこの水準を再現できていれば、一般教科で大きく失敗していない限りは、問題なく合格していた可能性が高いと申せます。解答者は、答案作成に時間がかかりすぎることを心配されているようですが、本番の試験までまだ二ヶ月残っていることを考慮すると、むしろ順調に小論文作成能力を高めていると申せます。慢心は禁物であるものの、これまでの努力の方向性は正しいので、この調子で頑張っていただきたいと存じます。

●過去問演習の間違った方法は、当初から答案作成の時間を気にしすぎることです。なぜなら、時間内に答案を作成しようと焦ることで、「正しい手続き」で答案を作成しない「悪い癖」がついてしまうからです。その結果として、「設問や資料を無視して、答案を書いてしまう」・「資料から読み取ったことを活用せずに、思考してしまう」・「考えたことを活かさずに、答案を書いてしまう」といったミスをしてしまいがちになります。一度こうした悪い癖がついてしまうと、後から矯正するのは、相当大変です。なぜなら、この無意識にやってしまう悪い癖を自覚し、直すことから始めないといけないからです。悪い癖がついていると、場合によっては、過去問演習を全くやったことがない初学者よりも、合格への道のりは険しいものなっている可能性すらあります。

 これに対して、解答者は、時間さえかければ合格答案を作成できるようになるまでに至っており、正しい手続きで答案を作成する方法が、脳内の回路としてできあがっています。問題は、この回路がまだ十分に太くなく、実践するのに時間がかかってしまうことだけです。同様の訓練を繰り返せば、この回路は太くなり、制限時間内に答案を作成できるようになります。それほど日数はかからないはずです。(時間短縮を実現するには、半月から1ヶ月もあれば、十分に思えます。)
 実際に解答者は、制限時間の2倍あれば、現時点でも、問2について制限字数の条件を十分に満たした答案を作成できるはずです。あるいは、制限時間の1.5倍もあれば、解答者にとって十分かもしれません。この程度の時間超過であれば、時間短縮を実現するには、半月から一ヶ月もあれば、十分に思えます。
 恐らく解答者自身として、「正しい手続き」のなんたるかを理解しているが故に、これを実践することの大変さを自覚して、現時点で眩暈(めまい)を感じているのではないかと思います。これは、訓練を積むことで合格答案を作成できるようになった受験生のほとんどが、一度は感じるものです。制限時間内に、安定して合格答案を作成できる「ゴール」はもう近くまで来ているので、焦らずに、論文作成の訓練を続けてください。あと一ヶ月も訓練を続ければ、私が述べていることの正しさを実感できるはずです。

★試験本番で、制限時間内に答案を作成するには、「集中力」を発揮することが肝要です。また、この「集中力」を発揮するには、試験直前の「体調管理」が重要となります。こうしたことについては、次回以降の添削で説明します。

●以下では、簡略になりますが、答案に沿ってコメントします。

■ 答案に書き入れました赤字が改善すべき点です。abc……の記号に対応するコメントは下段に記入してありますので御参照ください。記号のない箇所については、単純な誤記や分量調節のためのものです。

問1
4つの資料それぞれについて、「人」・「環境」・「情報」の3つの視点から整理して、説明することが求められています。
 提出していただいた答案は、文句なしの合格答案です。4つの資料の内容を、設問の視点でここまで整理できれば、十分でしょう。
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<答案>
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★修正は不要です。

★★この設問については、再提出が不要です。ただし、答案作成の練習をしたいのであれば、より簡略化した形で説明してみてはいかがでしょうか。
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問2
資料の内容を踏まえて、これから30年の「人間性」と、未来社会をよく生きるための解答者の考えを述べることが要求されています。
 提出していただいた答案は、議論の方向性としては、これで良いものの、答案の総字数が、738字と少なめなのが懸念材料となります。
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<答案>
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A 原稿用紙にこの答案を書いた場合は、恐らく、一割増しの800字程度の分量になるはずですが、それでも、制限字数の8割程度であり、残り2割分のスペースを有効活用できていません。
 なるべくならば、制限字数の9割以上書くようにしましょう。9割以上書けば、どのような採点基準を採用されていたとしても、字数不足を原因に減点されることはなくなります。
 恐らく、制限時間を設定した関係で、このような答案の総字数になったのではないかと思いますが、これから訓練を続ければ、比較的短期間で、残り2割分のスペースを有効活用した、内容の濃い答案を作成できるようになります。これに備えて、再提出時には、今回提出していただいた答案の内容をベースにして、次の2条件を満たした答案の作成を目指してください。

(1)制限字数の9割以上書き、内容の濃い答案となること。
(2)今回提出していただいた答案と同様に、論旨の一貫性を確保すること。
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 以上のコメントとテキストの解説を参考にして、答案を修正してください。
再提出の答案を、楽しみにお待ちしています。

【通信欄に関して】

●通信欄の内容を参照しながら、ここまでコメントを作成しました。ただし、ここまで明示的に説明しなかったこととして、「字数不足の答案を大学側がどのように扱うか」という問題が残っています。これについて、以下で説明します。

 一般に言われているのが、「制限字数の9割以上書くべき」ということです。これ以下の字数の答案をどのように扱うかは、大学の設定する採点基準により異なります。
 例えば、論文採点の手間を極力かけたくないのであれば、「制限字数の●割以下は、一律に採点対象外とする。」といった、簡易的な採点基準が採用されがちです。この場合、8割以上書いておけば、字数不足を理由に減点されたとしても、採点対象外となることは、ないでしょう。
 ただし、慶應大学の環境情報学部と総合政策学部は、小論文試験を重視しており、小論文試験を通じて、真剣に優秀な受験生を選別しようと、努力しているので、こうした字数を基準とした、採点基準を設けている可能性は低いと申せます。これまでの小論文試験の出題内容から類推すると、相当の手間をかけて、受験生の作成した答案を採点しているはずです。恐らく、字数ではなく、内容面から答案の内容を評価しているでしょう。ただし、私は、慶應大学の部外者であるため、本当のことはわからず、断定的なことは申せません。
 今一歩、整理が下手な説明になってしまいましたが、簡潔にまとめると次のようになります。

(1)慶應大学の環境情報学部と総合政策学部は、総字数を基準に、採点対象外となる答案を決めている可能性は低いが、断定まではできない。
(2)総字数を基準に、採点対象外となる答案を決めている可能性を考慮して、制限字数の9割以上を目指し、最低でも制限字数の8割以上書くようにすべきである。

慶應SFC小論文 総合政策学部2020年度

●この年度の出題は、「民主主義」を中心に、「これまで当然のこととされてきた前提」の多くが流動化していることについて、考察させる出題となっています。設問文からその内容を抜粋します。

(1)民主主義は大局においては後退しない。
(2)世界は多様性を許容する方向に進んでいる。
(3)情報のソースの多元化は民主主義の深化につながる。

 上記の内容を、「当然の前提」とするかは論者により異なるでしょうが、出題側が「当然の前提」とした各項目について、現代の諸問題と遭遇する中で、どのように流動化しているかを論じさえすれば、合格答案を作成できます。

●提出していただいた答案を拝見しました。設問ごとの概評を示すと以下のようになります。
<問題1>
 5つを資料の内容を堅実に押さえて、議論を構築しています。設問の要求に応えた、ほぼ文句なしの合格答案です。

<問題2>
 出題意図は理解できているようですが、図表4の扱いが不適切であるため、今一歩説得力に欠ける議論となっています。

<問題3>
 「民主主義はテクノロジーに合わせて設計はされていない。これは誰の落ち度でもない」という主張について、正しいのかどうか、解答者の立場を明らかにしていません。このことから、設問の根幹の要求を見逃していることになります。このため、大きく減点されます。

<問題4>
 各資料を踏まえた分析は素晴らしいものの、答案の最後の方の着地で失敗しています。答案全体で一貫性のある議論となるように、各資料を踏まえた分析を活用して、最終的な解答者の考え・診断をまとめましょう。

●以下では、答案に沿ってコメントします。

■ 答案に書き入れました赤字が改善すべき点です。abc……の記号に対応するコメントは下段に記入してありますので御参照ください。記号のない箇所については、単純な誤記や分量調節のためのものです。

問題(1)
この設問の解答を作成する上で、一番苦労することは、5つの資料全ての論旨を把握することでしょう。ただし、一度5つの資料の論旨を把握できてしまえば、後の答案作成は、それほど手間取らないはずです。
 提出していただいた答案は、5つを資料の内容を堅実に押さえて、議論を構築しています。設問の要求に応えた、ほぼ文句なしの合格答案です。
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A 答案冒頭に、一マス分のスペースを設けてください。長文を書く際のルールです。

★答案の内容そのものは、申し分なく、修正は不要です。
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問題(2)
 図表2・3・4を活用して、多様性の視点から、日本が開かれた共同体を形作ることができるか、考察することが求められています。
 提出していただいた答案を拝見する限り、解答者は、出題意図は理解できているようですが、図表4の扱いが不適切であるため、今一歩説得力に欠ける議論となっています。
────────────────────────────────────────
A このことを認めてしまうと、諸外国と同様に、日本が外国人を積極的に受け入れていることになってしまいます。その国の人口や経済規模を踏まえたときに、外国人受け入れが積極的であるかを議論するべきです。
 そうすると、「人口や経済規模ほどには、日本は、外国人を積極的に受け入れているわけではない」という解釈が妥当ということになります。
 
B 答案のA部分の修正により、周辺の答案構成も変わります。以下は、あくまで一例です。

【答案例】
 図表2より、日本の総人口に占める外国人の割合は増加傾向にあるもの、図表4を各国の人口をふまえて解釈すると、日本はOECDに加盟する他国よりも外国人受け入れにそれほど積極的ではないことがわかる。

(注)外国人の割合が日本国内で増えているものの、その変化速度は諸外国と比較すると、日本は変化が緩やかということです。
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問題(3)
 設問の要求が多岐にわたり、制限字数内に収めるのに、相当苦労する設問です。
 提出していただいた答案では、「民主主義はテクノロジーに合わせて設計はされていない。これは誰の落ち度でもない」という主張について、正しいのかどうか、解答者の立場を明らかにしていません。このことから、設問の根幹の要求を見逃していることになります。このため、大きく減点されます。
 メディアと公共空間の関係を議論するのは、あくまでこの主張を考察する手段です。
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A 「民主主義はテクノロジーに合わせて設計はされていない。これは誰の落ち度でもない」という主張について、正しいのかどうか、解答者の立場を明らかにしながら、議論をしてください。
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問題(4)
 各資料を、日本の状況にあてはめて考察することが求められています。
 各資料を踏まえた分析は素晴らしいものの、答案の最後の方の着地で失敗しています。答案全体で一貫性のある議論となるように、各資料を踏まえた分析を活用して、最終的な解答者の考え・診断をまとめましょう。
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A 「政権交代がないことそのものが、民主主義的ではない」という主張もあるものの、解答者の主張は説得力があります、

B 移民を積極的に受け入れない、日本の政策そのものが、多様性を許容せず、民主主義的ではないという主張に対して、慎重な姿勢を取るべきと解答者が主張できています。

C 資料4には、「テクノロジーが、近代の民主主義の檻から部族主義を解き放った旨の記述がありますが、解答者が述べるように、これは日本にそのままあてはまると申せます。

D 答案全体で一貫性のある議論となるように、各資料を踏まえた分析を活用して、最終的な解答者の考え・診断をまとめましょう。
 解答者のここまでの議論を踏まえると、「資料1・2・3に関して、日本は、諸外国ほど民主主義の危機は深刻化していないものの、それでも、資料4に関連した状況が日本でも発生していることから、民主主義の危機をみなかったことにするのは、将来に禍根を残す」といった旨のまとめになるのではないかと思います。
 もちろん、まとめ方はこの方法に限りませんが、資料1~4を日本にあてはめたときの解答者の分析を踏まえて、最終的な結論・診断を示してください。
────────────────────────────────────────
 以上のコメントとテキストの解説を参考にして、答案を修正してください。

 

講座の内容

配布教材 添削問題数 添削回数 受講方式
『小論文標準テキスト』
取り組む「問題」
基礎演習+過去3年分
全問再添削 いずれか一つを選択
(受講中に方式の変更可)


……「問題」「解説」は、二つを合わせた冊子テキストを発送します。

添削は3年分ですが、テキストに収録の過去問は、過去4年分です。


…添削は、同じ問題について初回と再添削の2回行います。

答案提出期限

…ご入金確認日より1年間、いつ答案を提出してもかまいません。お急ぎの方も余裕のある方も、ご自分のペースで受講を進めることが出来ます。

優待について

  • 「入門小論文」講座修了者の方は、添削問題数を1問追加します(ただし基礎演習なし)。テキストに収録されています過去問から、いずれか1問をお選び下さい。なお、お申し込み時に修了者であることをお申し出下さい。
  • 2学部を同時にお申し込みの方は、添削問題数を1問追加します。テキストに収録してあります15年過去問をご利用下さい。ただし入門テキストおよび基礎演習は、1つのみとなります。

受講の概要

  • ご入金の確認とともに、教材一式を発送します。教材と受講要領をご覧の上、教材のページ順に解答して、WIEまでお送りください。
  • 教材発送の方式は、郵送とEメールによる電送のどちらかをお選びいただきます。電送の場合は、PDF形式のファイルでの送信となりますので、5MB程度のファイルが送受信可能なメールアドレスをご用意ください。
  • WIEは答案受付後、通常4~5営業日、最大7営業日以内に添削文を発送します。なおまとめ出しの場合など、必ずしもこの時間内に発送できない場合があります。詳細は「添削所要時間」のページでご確認下さい。
    ※お急ぎの方は、教材をお求めの上、こちらをご利用下さい。最短48時間で添削します。
  • 受講期間中は、メールにて、添削のほか学習上の質問にもお答えします。
  • 受験に関する疑問や学習上のハードルなど、学校の先生に相談する感覚で遠慮なくご質問ください。担当講師から、メールか、添削返却時に回答があります。